島原ラグビーフットボールクラブの3・4年生が,12月5日~6日の二日間に渡って,第12回むなかたセブンズ小学生大会に出場しました。 この遠征は,毎年3・4年生の恒例行事のひとつとなっており,子どもたちも楽しみにしています。今年は,九州各県から54チーム,約1000名の選手が参加しました。 4年生の佐々木康成くん(一小)は,相手選手の手が全く届かないほどの素晴らしいステップで前進し,キャプテンとして攻撃のリズムをつくる個人技を見せてくれました。佐々木豊くん(一小)は,ペナルティからボールを前進させる係として,その大きな体を相手にぶつけボールを確実に保持するという役割を果たしてくれました。 女の子も負けていません。相手がサイド攻撃をしてきたら必ず強烈なタックルをしていた岩國真尋さん(一小)や,相手ボールをつかんだら絶対離さない力強い絡みをしていた入江菜々子さん(一小)と田中由嘉さん(三会小)の3人の女の子の活躍は隠れたMVPでした。 また,3年生では,北尾広心くん(五小)が4年生に指示を出すリーダーシップを発揮し,自らも何度もタックルに行く姿は,4年生のお手本となりました。横田大地くん(五小)は体調不良にも関わらず,低い姿勢で相手に当たるという基本的な動きを忠実に守り,ボールを確実に味方へ出していました。松本一真くん(一小)と山下新汰くん(四小)は,昨年度も参加していたためか,4年生相手にもひるまない強気と余裕のプレーで相手に立ち向かい,その走力を生かした走りでチームを勢い付けてくれました。 今回の大会は,宗像サニックス(九州トップリーグ所属のラグビー強豪チーム)の選手から,試合毎にMOM賞(マンオブザマッチ・・・最も活躍した選手に与えられる試合毎のMVP賞)を与えられます。山口颯太くん(四小)と田中紫幸くん(三会小)の二人がそのMOM賞をいただきました。山口颯太くんは,倒れても倒れても繰り返しタックルに行く献身的なプレーに対して,田中紫幸くんは相手を振り切る走力と体の大きい相手に何度もタックルをしていた姿に対して,その栄誉ある賞をいただきました。 やはり,プロの選手も見るところはトライよりもキックよりも,タックルなんだな,と感じた子どもたちと指導者でした。 ラグビーの試合だけでなく,朝から晩まで生活を共に過ごした二日間は,11名の選手にとって貴重な成長の場になったようです。 なお,子どもたちには,島原自動車学校様のご協力や保護者の皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに,友達と楽しくプレーし,いつまでもラグビーを大好きでいてほしいと思います。
第12回むなかたセブンズ小学生大会に出場
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