島原ラグビーフットボールクラブ

さわやか杯

6年生 今回は,今年度初めて島原の6年生9人(5年生を含めて11名)がそろった大会となった。この3カ月,この大会に照準を合わせてしっかりと9人の連携を鍛えてきた。その成果を試す大会となった。 1回戦,対 ゆのき。とても背が高く,身体能力もずば抜けているフルバックがいるチームである。開始直後,キックオフのボールを拾って相手陣内に攻め込み,もう一息でトライが見えたところ,ラックからターンオーバーされ,フルバックの独走を許し,いきなりの失点となった。さらに気持ちを切り替える間もなく2本目をとられた。しかし,今回はここからが違った。自陣でボールを奪い,フルバックの小嶋葵築が相手を突破,これにフォローについた岩国広明が強さを生かして大きくボールを運び,センターの吉田健真からウイングの田上嶺へとバックス陣でつないで理想的なトライを奪うことができた。さらにその直後,スタンド安藤將剛が自分で蹴ったキックオフのボールを自分で拾って、味方へつなぎ、最後はフォワード近藤隆太がタックルに来た相手を引きずりながらもトライを決めた。ここまで互いに2トライ。その後,トライを許し,7点差。後半も開始早々フルバックに持ち込まれトライをとられた。結果、17-38で負けた。しかし、この9人で臨んだ初めての公式戦であり、なおかつ9人中5人が6年生になってからラグビーを始めた子どもたちである。大変な健闘である。 2回戦、対 長崎中央・ばってん連合チーム。変幻自在のスタンドが中心のチームである。この試合は、5年生の森瀬紗都、小関勝斗の2人が先発で出場した。2回戦も開始早々スタンドにやられ失点からのスタートとなった。しかし、5年生の小関勝斗も6年生をしっかりとフォローしてボールをつなぎ、森瀬紗都も何度もボールに絡むなど活躍を見せ、この後は1本もトライを取らせなかった。フォワード松岡星諭もステップでかわしてくる相手に必死で食らいつくタックルをするなど、全員で守りきった。攻めてはキャプテン岩国広明を中心にこれまで練習を積み重ねきたラックからの連続攻撃を見せた。また、スクラムハーフ松本真奈が的確な判断を行い、自らサイドアタックを試みたり、バックスへ展開したりして、ウイング松本彰仁・田上嶺のトライへつなげることができた。 失点から始まったゲームであったが,終わってみれば57対5の大差をつけて勝つことができた。これまでに積み重ねてきた練習がようやく生かされたことと,6年生になってから入ってきた新戦力の力が開花したおかげである。 6年生のラストゲームを有終の美で飾ることができた。これも頑張ってきた子どもたちの努力と子どもたちのために裏で支え続けてくた保護者の方のおかげである。これからはジュニアラグビー(中学生の部)へ舞台を移し,また一から勝利をめざして頑張っていきます。中学生になったら,ラグビーをしてみようかな,興味があるな,という人はぜひ,見学に来てください。   4年生 4年生は、課題であった「試合の最初から100%の力を出す。」ということを目標に頑張りました。体が大きくて突破力のある宮崎飛耀くん(四小)や田中紫幸くん(四小)の二人がチャンスを作ります。そして,相手をかわすステップが上手なキャプテンの佐々木康成くん(一小)と,相手を振り切る素晴らしい走力の山口颯太くん(四小)でトライを取るという攻撃パターンです。岩國真尋さん(一小)と入江菜々子さん(一小)の相手ボールに対してしつこくからみつくプレーは,相手の攻撃リズムを寸断するのに大変効果的でした。佐々木豊くん(一小)は倒れた味方からボールを取り返すオーバーの役割を頑張りました。高学年となる来年は,ラグビーにも真剣に取り組み,クラブのリーダーとしてさらに責任ある態度とプレーを目指してほしいです。   3年生 1ヶ月前時津の大会で完敗した長与が相手。 相手キックオフのボールをキャッチした熊本雄介君(1小)の素晴らしいランにより敵陣深く攻め込み 北尾広心君(5小)の抜群のパスワークで山下新汰(4小)君が縦に切れ込みトライを奪い完全に島原ペースとなった。 その後も田中由嘉(4小)さんのパスから横田大地君(4小)が相手を引きずりながらトライを奪うと完全に島原ペースで試合が進んだ。 後半相手に2本のトライを許すも15対10で快勝し見事雪辱を果たした。 特筆すへきは体格に勝る長与に対してスクラムハーフの松本一真君(1小)の前に出るデイフェンスで 相手の出足を止めたことが大きかった。   2年生 2年生チームの第1試合は対長与YR戦。 序盤、佐々木康輔(1小)君が敵陣深く持ち込んでトライ直前に、 相手の強烈なタックルでサイドライン外に出され、相手のペースに。 西田優心(1小)君の突進、1年生の本田大獅(4小)君のサポート、 入江沙織(1小)さんの素早い球出しから、2次攻撃を仕掛けるが、 相手の堅守に阻まれ敗戦。 2試合目は、諫早オレンジとの対戦。 ほぼ互角の対戦で、トライの取り合いとなるが、トライ直前でのミスが続き惜しくも敗戦。 2試合目は、序盤から優心くんの果敢なタックル、攻守にわたり活躍した康輔君、大獅君。山口絢太(4小)君のスペースを突く攻撃、長谷川礼美(深江小)さんの堅実なプレーなど随所に良いプレーもありましたが、詰めの甘さが出た悔しい試合となりました。

  ジュニア さわやか杯では、中学生は試合会場の設定、運営補助として小学生のサポートをしました。すると、主催のコカコーラからご褒美が!ジャパンの元ヘッドコーチ、向井監督が直々に試合後にジュニアの指導をしてくださいました。中には「誰だろうこのおじさんは」と思っていた人もいたようですが(笑)。子供達はハードな練習にへとへとになりながらも楽しんで練習をし、普段見せない真剣な眼差しで向井監督の話を聞いていました。ご指導ありがとうございました。

 

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