前日の強風と雨がうそのように晴れ渡った4月17日(日),長崎市かきどまり陸上競技場において,第40回長崎招待ラグビーが開催されました。今年のメイン対戦カードは,長崎ドリームチーム対明治大学です。 その前座として行われたラグビーエキシビジョンマッチに島原から5名の選手が参加しました。 まず,小学生女子の試合では,岩國真尋さん(5年)と入江菜々子さん(5年),入江沙織さん(3年)の3名が出場しました。(3名とも島原一小) 岩國真尋さんは,相手選手へからみつくディフェンスプレーが素晴らしく,何度もチームのピンチを救ってくれました。入江菜々子さんは,ボール争奪場面において,低い姿勢で相手選手を押しのけるナイスプレーでマイボールキープ率を高め,攻撃にリズムを与えました。入江沙織さんは,高学年のプレーヤーの中において,ただ1人の3年生プレーヤーでしたが,転がるボールを一生懸命追いかけたり,味方の6年生の後に付いていったりと,元気なプレーを見せてくれました。美しい芝生の上を精一杯走り抜き,終始笑顔が絶えなかった小学生女子の3名でした。 次に,長崎県高校選抜チームに島原から選ばれた森裕晃くん(島原工業2年)と小鉢大吉(島原農業3年)の2名が出場しました。毎年,長崎北陽台,長崎南山,長崎北といった長崎の強豪高がそのほとんどを占める本県高校選抜チームです。その中にあって,この二人は選ばれるだけも素晴らしいですが,そこで満足せず,プレーでも活躍する姿を見せてくれました。 対戦相手は,150年の歴史を誇るオーストラリアの名門校「ヘイルスクール・ファースト15」(=野球で言うところの1軍選手)です。しかし,今回の熊本地震の影響で,急遽帰国したため,紅白戦となりました。 また,今回の試合の主審を務めたのは,平成元年度島原高校ラグビー部主将の近藤栄作さん(島原高校→日本大学卒)でした。また,社会人による7人制の試合の主審を務めたのは,昭和63年度島原高校ラグビー部主将の松川祐一さん(島原高校→東京学芸大学卒)でした。選手として,レフリーとして島原のラグビー関係者が活躍した1日でした。
長崎招待ラグビー
- 中学生になって初めての公式戦
- ジュニアの新体制