島原ラグビーフットボールクラブ

第5回スコッドカップ長崎県ミニラグビー大会

6月12日(日),大村市放虎原ラグビー場で,「第5回スコッドカップ長崎県ミニラグビー大会」が行われました。梅雨の時期に開催される大会ということもあり,毎年のように豪雨や暴風雨に見舞われる大会ですが,やはり今年も雨天での開催でした。そのため,1年生から4年生は中止となり,5・6年生のみゲームが行われました。 島原ラグビーフットボールの5年生は,ばってんヤングラガーズと時津ラグビースクールとの合同チームでの参加となりました。 試合開始直後に,田中紫幸くん(三会小)が相手のランナーに強烈なタックルをし,こぼれたボールをそのまま拾ってトライするノーホイッスルトライを取り,試合の流れを引き寄せました。その1分後には,密集から一人でボールを持って突進し,相手のタックラーを引きずりながらトライした佐々木豊くん(一小)の活躍もあり,島原勢が合同チームを引っ張る存在となりました。 また,林田翔くん(四小)は,味方が相手陣地へ持ち込んだボールを素早く拾ってトライ!練習回数はわずか2回,しかも今回が初めての試合出場にも関わらず,トライを取るという結果を残しました。宮﨑飛耀くん(四小)はボールを持つと必ず前に進む力強い突進力を,岩國真尋さん(一小)はスクラムハーフとして,ラックやモールができると素早く味方にボールをパスする技能を高めました。 山口颯太くん(四小)はトップスピードでボールをキャッチし,そのままワンステップで相手ディフェンスを振り切るという中学生も顔負けのランニング技術で,教科書のような美しいトライを見せてくれました。佐々木康成くん(一小)は内側から相手にプレッシャーをかけるディフェンス力を身につけました。入江菜々子さん(一小)は味方の後ろ近くにフォローし,ボールをもらってスペースに走り込み,チャンスを広げる役割を果たしました。 即席の合同チームではありましたが,ばってんヤングラガーズと時津ラグビースクールのコーチからも,「島原がチームを引っ張ってくれました。」と賞賛される程大活躍した島原の選手でした。 今後は,大きな選手や足が速い選手などのキープレーヤーに対する対応や,味方が捕まった時,二人目のプレー選択の判断力といった課題を克服し,さらにチーム力を上げていこうと合同チームでの再会を約束し試合会場を後にしました。

Tagged on: