島原ラグビーフットボールクラブの3・4年生が,12月3日~4日の二日間に渡って,第13回むなかたセブンズ小学生大会に出場しました。ここには本格的なラグビー場が5面も有り,日本ラグビートップリーグ所属「宗像サニックスブルース」の本拠地でもあります。鮮やかな緑色の芝と澄み切った青空の下,赤や黄色といった色とりどりのラグビージャージを着たちびっ子たちが,一つのボールを追いかけ駆け回っています。 この遠征は,毎年3・4年生の恒例行事のひとつとなっており,毎年子どもたちも楽しみにしています。今年は,九州各県から40クラブ(87チーム)の約1200名の選手が参加しました。 昼前に宗像市に到着し,すぐに試合です。3年生は全員が初めてですが,緊張しながらもよく頑張っていました。丸山慶大くん(四小)は相手ディフェンスが来ても,必ず前へ力強く進むことができました。山口絢太くん(四小)は,コース取りが素晴らしいランニングをして会場を沸かせました。佐々木康輔(一小)くんは,鋭いステップで相手選手をかわし,タッチライン際を好走してトライを量産しました。西田優伸(一小)くんは,相手選手を素晴らしいスピードで追いかけ,何度も何度もタックルをし,チームメイトに勇気を与えました。入江沙織(一小)さんは,体の大きい男子選手にもひるむことなくタックルに向かい,その勇気にMOM賞(マンオブザマッチ賞・・・・その試合において最も活躍した選手に与えられるMVP賞)をもらいました。 3年生にとっては初めての宿泊遠征でした。4試合して,2勝2敗という結果ではありましたが,元気のよいあいさつ,ベッドメイキングや入浴,バランスの良い食事の取り方といった基本的生活習慣をも身につけることのできた貴重な体験をしてきました。来年もまた,みんなで行こうねと楽しく遠征を終えました。 4年生は,北尾広心(五小)くんが,素晴らしい飛ばしパスや強烈なタックルをし,攻守に渡って大活躍しました。さすがキャプテンです。自分の後ろ姿でチームメイトに勇気を与えてくれます。横田大地(五小)くんは,味方選手が攻撃を仕掛けた時には,いち早く近くに寄ってボールをもらいに行くことができ,ポジショニングの良さと先を読む力を発揮しました。熊本雄介(一小)くんは,体の大きさを生かした迫力ある突進を何度も見せてトライを取りました。宮﨑夏恋(四小)さんは,手からではなく,肩から入って相手選手を押しのけるプレーができるようになりました。山下新汰(四小)くんは,タックルを受けても倒れない足腰の強いプレーと,誰にも止められない鋭いステップで何度もトライを重ねました。田中由嘉(三会小)さんは,俊足を生かして強烈なタックルを浴びせ,相手チームの男子選手からも恐れられていました。松本一真(一小)くんは,小柄な体ながら,体の大きな相手選手へ一番にタックルができるチーム1のタックルマンです。絶対にあきらめない献身的なタックルで,MOM賞をもらいました。サニックスのプロ選手も認める素晴らしいプレーを今後も続けてほしいです。 4年生も4試合して,2勝2敗でしたが,乗りに乗った時のスピードとテクニックは,誰にも手が付けられない程の素晴らしさです。さすが長崎県ナンバー1を目指すチームです。福岡の強いチームに敗戦したことを今後の試合へ生かすようしっかりと反省し,元気よく遠征を終えました。 ラグビーの試合だけでなく,朝から晩まで生活を共に過ごした二日間は,選手にとって貴重な成長の場になり,チームの団結力が高まった遠征でした。 子どもたちには,島原自動車学校様のご協力や保護者の皆さんへの感謝の気持ちを忘れずに,友達と楽しくプレーし,いつまでもラグビーを大好きでいてほしいと思います。
第13回むなかたセブンズ小学生大会に出場
- ジュニア県選抜
- 由佐杯