島原ラグビーフットボールクラブ

ラグビー県民大会

11月10・11日(土・日)の2日間、長崎市営ラグビー・サッカー場において、ラグビーの県民大会が開催され、島原チームが見事念願のAパート初優勝を果たしました。
初日の一回戦の相手は佐世保。試合開始から互いに激しい攻防の連続でゴール前まで攻めるもののなかなか最後のトライに結び付けることができず我慢の展開となりました。しかし、5分を過ぎたところで自陣に攻め込まれるもディフェンスの早い戻りで相手のノックオンを誘い、中央付近でマイボールのスクラムを得た。そこからブラインドサイドになる右側を攻めてボールをつなぎ、最後はキャプテンのフランカー本多泰輔が相手をかわして、40mを独走し、タックルに来た相手をハンドオフで弾き飛ばしながら右隅にトライを決めました。直後にはラグビー協会会長のスタンドオフ出田雄大のハイパントに見事な反応を見せたセンター松本こうだいの献身的なディフェンスと見事なパスワークでプロップの小鉢大吉のトライへとつなぎ、ここから流れは完全に島原となりました。最後は鍬取慎吾がコンバージョンキックを決め、島原の最高齢得点記録(45歳2か月)を作り、59対5と勝利を収めました。
 2日目、決勝の相手は昨年度優勝している強豪の諫早である。序盤はミスもあって劣勢の展開となり、5分過ぎに先取点を与えてしまった。その後も膠着状態が続き何度もピンチを迎えるが体を張ったディフェンスで何度もボールを奪い返し、相手陣地内で得たマイボールのスクラムで、試合前に何度も練習したバックスのサイン攻撃がズバリとはまり、ウイングの廣田晃貴が相手ディフェンスをかいくぐって中央にトライを決め、コンバージョンキックも決まって同点とした。ここからは離してもすぐに追いつかれるシーソーゲームとなった。
前半終了時には19対14と1トライ差で折り返したが後半戦も互角の戦いが続き最後まで互いにに全力を尽くした結果、31対26と1トライ差の勝利であった。若い力も増えたきたが、40歳以上のベテランも多かった島原チームである。この強さを持続できるように、島原クラブでは若い力を募集しています。

Tagged on: